新任教員よ,有給を取ろう!【HSP教員ブログ主の過ごし方もご紹介】

はじめに

ハードな1年目の教員生活,当然体調を崩すことだってあります。特別症状はなくても,心で感じてきたストレスがだるさや熱っぽさとして現れることは珍しくありません。そういう時,まず何よりもすべきことは「ゆっくり休むこと」です。

でも,どうやって仕事をお休みすれば良いかって,なんとなく聞きづらい雰囲気がありませんか?「自分は1年目だし,そんな贅沢言って良いのかな…」とためらう気持ちも痛いほど分かります。皆さん,1年目は何事も練習だよと,先輩の先生方から口酸っぱく言われているかと思います。忘れがちですが「うまく休む」ことだって練習なんです。

今回は,「ちょっとしんどくなってきたけど,どうやって休めば良いのかな」とお悩みの新任・若手教員の方に向け,有給取得の申請法や有給中の私の過ごし方をご紹介します!

有給取得の申請について

正確な申請方法は,必ず各学校の事務室にお問合せください!

私が勤める現任校の場合ですと,お休みするには主に2パターンあります。

事前に休む日にちが分かっている orもう無理かも」と予感している場合

職員室内に設置されている校務文書のストック棚から「休暇届」を出して「〇月△日~〇月×日まで,~~~(事由:体調不良, 通院など)によりお休みします」と書き込み,教務に提出して完了!

当日「ちょっと休みたい」と感じた場合

出勤前に事務室or教務に電話し,「本日体調不良のため欠勤します」と一報入れて完了!生徒への伝達事項がある時は,そちらも一緒に教務の先生にお伝え。

現任校では当日欠勤した先生の担当授業を「自習」として,教務の先生が自習課題を印刷してくださいます。または授業時数が足りない先生が代わりに授業を行うこともあります。

有給中の過ごし方をバババーッとご紹介

それではここから,私が実際に休み中何をして過ごしているか書いていきます。

(ただ,趣味の増やし方などに関しては他の方々の情報を参考にされてください(;´・ω・))

美術展観覧・デッサン

副担任をしていたクラスの担任が美術の先生でいらっしゃるので,初任の頃から美術館の特別展の無料招待券をよく頂いていました。私自身もアート鑑賞が好きなので,未知の画家さんの展示会は興趣深く,感想・印象の話で盛り上がるのが楽しみの一つでもあります。

ハーフ教員@ぶろっさむ
ハーフ教員@ぶろっさむ

ポッドキャストを「ながら視聴」

私がポッドキャストを視聴する際はSpotifyを活用しています。なぜかというと,YouTubeよりも提供しているジャンルが豊富で,コメント欄の治安も落ち着いている印象が強いためです。Youtubeだと自分が見たくないようなコメントを見かけることも多々ありますが,そういった嫌なもので心を乱される心配もありません。

私はもともと世界のさまざまな仕事を知ることが好きだったので,キャリアやお仕事体験談,海外での学びなどを発信するチャンネルをよく視聴します。アートに関するチャンネルも,美術史から現代アート,さらには美術館の裏話までと豊富な話題がそろっています。

ハーフ教員@ぶろっさむ
ハーフ教員@ぶろっさむ

おすすめのチャンネルへのリンクを下に掲載しますので,ぜひ覗いてみてくださいね♪

Day One Podcast (旧:海外ではたらく私たち20’s)

そんない美術の時間

地域のカフェを発掘

私の住む地域がいわゆる「カフェ街」なので,小さいながらも多様な趣のカフェが充実しています。しかもコーヒー1杯が安めで美味しい!おかげでスタバには全く行かなくなりました。

学部時代からウィンナーコーヒー(コーヒーにホイップクリームが乗ったもの)が大好きで,どのカフェのウィンナーコーヒーが美味しいか,飲み比べするのが私のトレンドです。

学校から自宅に直帰する前にカフェで一服すると,少し気持ちが整って切り替わる気がします。

ちなみにカフェ発掘の際はLemonというアプリを使うことが多いです。Instagramよりも生活に密着した情報を見つけやすく,ユーザーさんたちが和気あいあいと情報共有を楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。60代を謳歌する私の母もLemonを愛用中です(笑)

ハーフ教員@ぶろっさむ
ハーフ教員@ぶろっさむ

おわりに

繰り返し言いますが,休むことは恥でも逃げでもなく,心身を健やかにして教員生活をフレッシュに楽しむための「軍略」です。私が休まず頑張り続けている様子を見て心配してくださった,尊敬して止まない先輩先生から「長く休まれるよりも,小刻みに休憩する日を取ってもらう方が学校側としてもありがたいんだよ」と言って頂いたことがあります。一人の先生が長期間いなくなって非常勤の先生を新たに雇うよりも,こまめに休んで代わりを自習なり代打の先生なりで補う方が断然学校側としても助かるには違いありません。

何より学校はチームですから,先生同士は年功問わず「持ちつ持たれつ,お互い様」の関係性でもあります。なので新任の先生方,どうか不調をほったらかしにするのではなく,綻びが小さいうちに自身で治療することをマスターしてください。はじめのうちは「迷惑をかけちゃうかも…」と罪悪感を抱くかもしれませんが,何事も練習なのでその感情も薄れていくと思います。

そういうわけで,ぜひご自分なりの「処方箋」を作り,有給をエンジョイしちゃってくださいね!

ハーフ教員@ぶろっさむ
ハーフ教員@ぶろっさむ

とある男子校にて, 男児たちとわちゃわちゃ戯れる女性教員(2024年~)。日本とカナダのハーフで, 担当教科は国語。
「ハーフ×HSP×男子校教員」という属性を活かし, 若手の先生方や, 教員になりたいハーフの同志にとって役立つ発信を目指しています。

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