
はじめまして♪ ハーフ教員のぶろっさむと申します!
ハーフ教員,男子校へ行く。ブログ主のプロフィール
日本の某県,男子校。そこには日夜,活気あふれる生徒たちの荒波にもまれながら奮闘する,ある一人の教員がいるーー。
…と,ここでサスペンスドラマっぽいズームインのカットが入りそうですが,改めまして。
私は2024年から国語科の専任教諭として現任校に勤務しています。すなわち教員としては「駆け出しのペーペー」です。
日本人とカナダ人の「ハーフ(ダブル)」で名字もカタカナ。そのため「英語の教員」と間違われますが,国語を教えております。よく生徒や保護者の方への自己紹介のネタにしています(笑)
また幼少期から音や人の感情の機微に敏感で,強度のHSP(Highly Sensitive Person)でもあります。気質ゆえの大変さもアドバンテージも,25年分の蓄積があります。
当ブログについて
「ハーフ×HSP×男子校教員」というブログ主・ぶろっさむの属性と経験をベースに,
「若手の先生方やハーフの教員志望者・ハーフのHSPに役立つ情報を共有しブラッシュアップする」
ことをコンセプトに運営しております!
ただでさえ生きづらく,教員志望者数も減り続けているこの世の中,若手の先生方の活力を吹き込むことは不可欠です。
特に,様々なバックグラウンドを持つハーフ(ダブル)の方々の視野は,これからの教育現場において求められていると常々考えています。
「教えることに興味はあるけど,実際の教員ってどうなの?」
「自分の経験や得意分野は教育に活かせるの?」
「どんな勉強をすれば良いの?」
そんな疑問や不安を抱える方の背中を,ちょっとだけ後押しできるような記事を書き続けて参ります。
これまでの経歴
- 中学:祖父の書斎で日本文学(近代文学)に出会い,「人間の心の暗さ」に惹かれるように。研究職への憧れが強まる。
- 高校:一瞬だけ医学部を目指すも,数学が出来なさすぎて断念。日本文学だけでなく人文学全般に興味が湧き,比較文化を学べる大学を志望。
- 大学:サークルに属さず,ひたすら図書館に籠城する日々を送る。
- 大学2年次の時,自分がHSPであると発覚。
- 夏目漱石『永日小品』をテーマに,8万字以上の卒業論文を執筆。
- 学部を総代として卒業。
- 大学院:教育学に転向。アメリカにおける文学教育をテーマに,16万字以上の修士論文を執筆。
- 紀要に論文が掲載される(卒論をもとにしたもの)
- ウクライナ学生支援のチューターとして,10人以上の支援実績
- 友人と共に,大学にてウクライナ人学生と日本人学生の交流会を企画
- アルゼンチンからの留学生の個別指導員として,研究をサポート
- Harvard Graduate School of Educationより,オンライン講座の修了証を授与される(多文化的な文学教育について)
- 中学校・高等学校専修免許状取得(国語)
自分の興味の赴くままに学問に打ち込んだ大学・大学院時代は,とても充実していました。
自身の英語のキャパシティを活かし,積極的に海外からの学生をサポートする役割にも挑戦してきました。
採用試験〜現在
もともと博士課程を念頭に置いていましたが,とある理由をきっかけに修飾することを決意しました。M1の3月の頃です。
その中で「やっぱり教員になりたい!もっと専門性を磨きたい!」という想いが堅固になったのは6月,現在の勤務校を志望した時でした。
私自身の教員採用試験の経験談をもとに,私学受験のポイントをまとめた記事がありますので,よろしければご覧ください♪
国語科の専任教諭として採用して頂いた後も,
- 外部の学会で発表(6月,異文化間教育学会)
- 勤務校の学校説明会にて,保護者向けに中1の様子をプレゼン(6月)
- 公開授業に挑戦
- 先輩の先生方と勉強会
など「自分には関係ない」と思うことなく,学ぶことに貪欲になり続けてきました。
学びと知に真面目であるということに関しては負けたくないと常に思っています。

教員として以前に「人間として学ぶこと」を実践し続けたいです!
男子校で「女子がいない」環境ですので,生徒たちは授業中ものびのびしています。私も一緒になってしっちゃかめっちゃかになることも。
「男子校で働くってどう?」というテーマに関しても,女性教員としてお届けできたらと思っています(検索しても,男子校の先生が書かれているブログって意外と無いんですよね)。